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12月31日(水)
大晦日です。タイで新年を迎えるのは初めてです。カウントダウンが今から楽しみなのですが、この時はそれが悪夢のような経験になるとは思ってもいませんでした。。(><)

まずはプロンポンのエンポリアムに向いました。東京堂にて「歩くバンコク」を買うためです。この本、日本でも売っているのですがレートの関係でタイで買ったほうが安いんです。前のは古くなったんで最新版が欲しかったんですよ。

次はオンヌットにあるロータスに向いました。ここのクーポン食堂にある名前は分からないけどプーパッポンカレーみたいな料理を食べたいんです。3月に訪タイしたとき食べてめちゃ美味しかったんですよ♪

早速その料理を探すのですが・・・あれ?どの店だったっけ?多分ここだと思うんだけど、前はサンプルがあったのに無いんですよ。名前が分からないだけにサンプルが無いと注文が出来ません。(><) 妻に説明して料理を作ってもらったのですが、見た目は似てるんだけど味が違います。あ〜食べたかったのに・・・

お店 プーパッポンカレー?
クーポン食堂
クーポン食堂

食事後ロータスにてお買い物。赤ちゃん関係の物(哺乳瓶とかおもちゃとか)を買います。日本で買うより安いですからね。

買い物のあとスウェンゼンスにて休憩。パフェとか好きなんだけど日本じゃ恥ずかしさがあってほとんど食べないんです。けどここはタイです。恥ずかしくなんてありません。(^^;

次に行ったのはセントラル・ワールドです。ここにあるジムトンプソンにちょっと用事があったんです。ネクタイとかTシャツとか小物の値段を確認したのですが、バーツで考えるのではなくって、ここが日本だと考えれば思ってたほど高くは無いですね。ちなみにネクタイは1300B(3445円)や1500B(3975円)とかで売ってました。

私はこの後も併設されているショッピングセンターZENに行きたかったので妻とは一旦別れました。確かここにトイザらスがあったと思って探したのですが、うーん見付からない・・・ここじゃなかったのかな?

ZEN
ZEN

妻との待ち合わせは向かいにあるBig−Cなのですが、CPの前がビアガーデンになってて横切ることが出来なかったんですよ。なのでかなり遠回りをして到着です。

さーてお買い物です。タイでの買い物はいつもここがメインです。ここぞとばかりにお菓子や赤ちゃん用品、下着や食料品などなど買い捲りです。もちろん妻も買い捲りです。タイスキのタレも6本買いました。ペットボトルじゃなくって瓶だから重たいんですよ。

買い物は終わったのですがすごい荷物です。タクシーを使うしか方法が無いのですが、これが中々拾えないんですよ。タクシーを待ってる人がいっぱいいてるし、需要が多い事を良いことにメーターじゃなくって言い値で乗せようとするタクシーも多いからです。

かなり待ったけど何とかタクシーに乗れてホテルに帰り着きました。渋滞してるんでかなり遠回りをしたけど、良く道を知ってる運転手でよかったです。

妻と子供はホテルで休憩をし、私は再度出掛けました。プロンポン駅近くにあるナライパンに行くためです。ここは綿商品の雑貨屋さんですね。お店も綺麗だし値段も安いんでお客さんが多いのですが、そのほとんどが日本人です。ツアー客だけじゃなくバックパッカーの人たちもいてます。私はここでペンケースやハンカチ、ミニミラーなどを買いました。ペンケースは気に入ったので今後海外のお供になります。

さて時間は11時前です。カウントダウンを見に行きますか。

BTSでチットロムまで行きました。道路は歩行者天国になってました。すでにカウントダウンライブも始まっているみたいで道路には沢山の人がいてます。カウントダウンまでまだ1時間近くあるので私たちはまず食事をしようとBig−Cへ行く事にしました。大晦日だしBig−Cならレストランも開いてるんじゃないかと考えたんです。でもこの判断が大変な事態を引き起こすことになったのです。

Big−Cに行くにはライブをやってる前を通るような形になります。前と言っても歩道を挟んで向かい側なので随分距離があります。最初の頃は、「ちょっと混んでて歩きにくいな〜。」くらいだったのですが、気付けばもう人だかりで混みこみです。引き返そうにも人の波に逆行する形になるので無理です。そう、このまま突き進むしかありません。

私は子供を抱っこしていて、妻はベビーカーを折りたたんで持っている状態で前へ前へと進みます。が、進めば進むほど混みあってきます。「やばい、子供が潰される!」何とか子供を守りつつ進んでいたのですが、尋常じゃない混み具合になってきて守りきる自信がなくなってきました。本当に押しくらまんじゅう状態です。丁度ライブステージの対面ぐらいに来たときです、私に声を掛ける人がいてました。ふと見上げると隣にあるホテルの人でした。実は混みこみで大変な状態の私たちとは別に、歩道の横はホテルの敷地になっていて、そこでは優雅に食事を楽しみながらカウントダウンライブを楽しんでいる人たちがいてるんです。そこの従業員の人が、「赤ちゃんをこっちによこせ。そのままじゃ赤ちゃんが潰されちゃうぞ!」と言ってるんです。確かにこのままじゃ駄目だとは思うものの、見ず知らずの人に大切な赤ちゃんを預けても良いのかと悩んでしまいました。でもホテルの敷地内で、ホテルの制服を着ている人です。見ず知らずの人とは言え、一般の人ではないから信頼が置けます。一応妻にも確認したのですが、預けようっていう事になりしました。人から人へと赤ちゃんがパスされ、そのホテルマンの手に赤ちゃんが委ねられました。

それ以降さらに混み具合は悪化し、あのままだったら確実に赤ちゃんはペチャンコになっていました。不幸中の幸いでした。

何とか混雑を抜け出し、食事やカウントダウンなんて無視してホテルに行きました。ホテルの敷地内に入れるのはホテルのお客さんだけなので入り口は閉まっていて警備員が何人も立ってます。私が、「子供、子供。」っていうと連絡が行っていたのかすぐに門を開けて中に入れてくれました。そこには預けたのとは別の女性従業員に抱っこされた我が子がいてました。ほっ。。

「全然泣かないんですよ。可愛いですね。」

そう言って私に赤ちゃんを渡してくれました。赤ちゃんが戻った今、私はこの敷地内にいるわけには行きません。本当は、「ここで見て行きますか?」って声を掛けてくれるのをちょっと期待してたんですけどね。(^^;

「どうします?」と聞かれたので、「裏口はありますか?」と聞くと、ガレージの方に行けば良いと教えてくれました。が、妻がいません。妻は何処?と探すと閉ざされた門の前にいてました。「あれ、私の妻です。」と言って妻もホテル内に入れてもらい、裏口から出て行きました。ほんと、ホテル内は外の雑踏が嘘のようでした。カウントダウンの時はこのホテルに泊まるべきですね。

ホテルの裏に出るとそこはちょっとした路地になっていて、それなりに人がいてます。ライブは見れないけど花火は見れるんじゃ?と思い、カウントダウンまでそこにいることにしました。

「・・・3、2、1。ハッピーニューイヤー!」

花火は打ち上がったのですが、うっ、見えない・・・何とかちょっとだけ見えるもののほとんど見えません。まっ仕方ないか。。

カウントダウン 花火
カウントダウン

BTSが混む前にさっさと帰ることにしました。今日はBTSは終日運転みたいですね。

プロンポンの駅まで戻ったのですが、そう言えば食事をしていません。どうしよう・・・と言う事でセブンイレブンに入ってお弁当を買う事にしました。新年最初の食事がセブンイレブンってのも何ですが・・・

ホテルに戻り、疲れつつも荷物をざっとまとめてから眠りに着きました。

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