5月18日(土)
7時に起床。43階にあるレストランに行きました。バイキングの朝食付きなんですよ。なんか普通にアメリカン・ブレックファーストしちゃいました。(笑)
朝食
さて観光に出発!まず最初に目指すのはワット・ポーです。バスの乗り場は何処かなーと道路沿いを歩くのですが、バス停には誰もいなくってみんな歩道橋の下でバスを待ってるんですよ。バス停の意味ないやん。
バスによって値段が違うのですが、私が目指すのは3.5Bの赤or緑のバス!何処まで乗っても均一料金なんで言葉の分からない私には好都合なんです。しかもめちゃ安やしね!(約10円です。)
何とかバスに乗り込みワット・ポーの近くまで行きました。そして歩いてると1人の男の人が声をかけてきました。
男「何処に行くの?」
M「ワット・ポー」
男「じゃああっちだよ。何処から来たの?」
M「日本です。」
男「ようこそ。私は警察官なんですよ。」
M「へーそうなんですか。」
男「あっそうそう、今日はブッダ・デーだから午前中は閉まってるよ。ワット・アルンもワット・プラケオも1時からだよ。**や**だったら開いてるから案内するよ。」
M「(良くある騙しの手口なんで)結構です。」
男「どうして?トゥクトゥクで20Bで案内するよ。安いよ。」
M「(あんたさっき警察官だって言ってたやん)NO!!」
こんな不毛なやり取りを振り切りワット・ポーに歩いて行くとまたしても同じ様に今日は休みだと声をかけて来る人がいました。「I know!」って言って無視して歩き続けてワット・ポーに到着。当たり前だけどちゃんと開いてましたよ。こうやって騙される人、結構いるんでしょうね。
ここワット・ポーには有名な横になってる仏陀の像があります。物凄ーくでっかいんですよ。けど工事中だったんで見にくかったです。
ワット・ポー
次に目指すはワット・アルン(暁の寺)です。川を挟んだ対岸にあるんで渡し舟に乗りました。2Bだったんで日本円にすると6円です。金銭感覚が麻痺しちゃいますね。^^;
ここはお金払って中に入るより外から眺めてる方が良いかも知れないです。まっ20B(60円)何で入っても損したとは思わないけどね。
ワット・アルン
また渡し舟に乗って対岸に戻り、次は王宮(ワット・プラケオ)です。ワット・ポーもワット・アルンも20Bだったのにここは200Bしました。高〜。でも中には色々と興味深い物もあったし、日本円で考えたら特別高くもないか。。
ワット・プラケオ
ちょっと気付いたのですが、寺院には鐘(鈴)が沢山付いてるんですよ。だから各寺院を見てまわってると、ずーっと鐘の音を聞く事になります。結構良いもんですね。
ここで今回始めて写真撮影を頼まれました。毎回旅に出ると頼まれるんですよね。まっ良いけどね。
さてここで昼食。と言ってもココナッツ1つだけです。良く冷やしたココナッツを割り、中の水分を飲んだ後スプーンで内側のナタデココ(?)を食べます。これ、20Bでした。
そうそう、暑いから帽子をかぶってたのですが、お寺とかに入る度に帽子を取るように注意されたんですよ。サンダルとか単パンとかTシャツは駄目って聞いてたけど、帽子も駄目なんですね。
今度は国立博物館を目指します。と、また「今日は休みだよ」攻撃がありました。もー本当に鬱陶しいなー。
博物館は・・・うーんイマイチですね。
博物館はもっと見るのに時間がかかるって思ってたのに結構早く見終わっちゃいました。本日の観光予定はこれで終わりなんですよ。ちょっと早いけど(3時半)マッサージをしに行こうっと!
そう思って歩き出したのですが、雨がパラパラ・・・と、いきなりザーッ!!スコールです。やっぱ雨季だから仕方ないですね。傘をホテルに置いてきちゃったんで木の下で雨宿りしてたんだけど、結構激しく降るから木の下にいても濡れちゃうんですよ。近くのバス停に屋根があったんでそこで雨宿りしました。
さーてどうしよう。マッサージに行きたいけど私が行こうとしているお店は場所が良く分からないんですよ。歩き回って探さなきゃいけないから雨だと行けないしね。
丁度バス停にいるんだし、バスに乗って「スターウォーズ」でも見に行こう!って思ったんだけど、私の乗りたいバスが来ないんですよ。30分待ったけど来ない・・・と、雨もやんできたからやっぱマッサージに行こーっと。
今回私が行こうとしたタイ古式マッサージのお店はクルントン橋を渡った先、ピンクラオ地域にあります。
NETで調べて行ったのですが、「クルントン橋を渡ってPATAデパートの裏手辺りにある」と言う情報しかなかったんですよ。取りあえず橋を歩いて渡ってみました。と、遥か彼方にPATAデパートの看板が。。めちゃくちゃ遠いやん!
でもとぼとぼ歩きました。多分この辺を歩く観光客なんかほとんどいてないんやろーなー何て思いながら、ひたすら歩き何とか到着。けどここからが問題です。裏手辺りってどの辺やろー?良く分からないまま何とかそれらしき所に到着。ここからさらに問題が!何ヶ所か入り口があるのですが、どこもタイ語表記しかされておらず、何処が目指すマッサージ店なのか分からへん!20分位そこで悩んじゃいました。
マッサージ店
結局人に聞いて1番奥にあるのがマッサージ店だと分かり、入ってみてビックリ!全面ガラス張りの部屋の中に100人以上の女の人がいてました。ここからマッサージをしてもらう人を選ぶんですね。NETで知ってたけど、凄い世界です。本格的にしてもらうならおばちゃんの方が良いような気もしますが、やっぱ男なもんでどうせやってもらうなら若くて可愛い方が良いですよね。(笑)何せ沢山いてるんで迷っちゃいましたが、1人の女の人に決めました。可愛い人とか若い人とかなら他にいてるけど、隣の人と喋ってる時の笑顔が良かったんですよ。早速コンシア(案内係り)にその女性の番号を伝えます。
その子と2人でマッサージをしてもらう個室に入りました。服を着替えてまずは足を洗ってもらいます。古式マッサージだとまずは足を洗う事から始めるみたいですね。そしていよいよマッサージ開始。のその前にちょこっと会話。タイ語指差し会話帳を使って名前や歳、出身地何かを聞きました。(名前はウイさんで、28歳なんだそうです。)この子、タイ語しか駄目なんですよ。
マッサージの方は指や腕、足などを揉んだり引っ張ったり回したりと色々な事をします。たまに痛い事もあって「うっ!」って声が出ちゃう時があったんだけど、その度に心配そうな顔をするんですよね。何か嬉しい・・・^^;
ウイさんがふと私の腕の横に自分の腕を置き、(私の腕を指差し)「WHITE」(自分の腕を指差し)「BLACK」と言いました。確かに私と比べてウイさんの(タイ人の)肌は黒いのですが、黒と言うより小麦色でとっても綺麗なんですよ。タイの人って色が黒い事を気にしてる人が多いと聞きますが、私は全然気になりませんでした。
1時間40分ほど経った時にウイさんが何かを言ってきました。タイ語なんで何て言ってるのか・・・?どうやらマッサージは2時間で、もうすぐ時間になるから着替えるようにって事みたいでした。日本だったら2時間って言ったら2時間マッサージをしてくれると思うけど、着替える時間とか全部入れて2時間なんですね。けど、感覚的には30分くらいにしか感じられず、もうすぐ2時間経つなんて全然信じられなかったです。なので筆談を交えて1時間の延長を頼みました。ちゃんと通じたみたいでOKとの事。だけど結局そのまま会話モードに突入してしまい、マッサージもせずにずーっと喋ってました。(笑)
そして私がタイスキ(タイ風のお鍋です)を食べに行こうと誘って、ウイさんの知ってるお店に一緒に食べに行く事になりました。タクシーに乗って何処だか分からないショッピング・センターに行き、(この辺の地図って観光の本に載ってないんですよ。だからあんまり日本人は来ないんじゃないかな?)そこの地下にあるMKと言う有名なタイスキのチェーン店に連れて行ってもらいました。注文の仕方から食べ方まで何も分からなかったんで、全部ウイさんに任せちゃいました。白菜とかの野菜ってそのまま出て来るんで、それを1つ1つ手でちぎってお鍋に入れるんですねー。そして出来上がったらすくって私のお椀に入れてくれます。私は食べるだけ〜 o(^0^)o
ビール(ビアシン)を頼んだんだけど、大瓶とジョッキが出て来ました。日本だったら瓶ならコップなんだけどね。^^;
タレがちょっと辛くて「辛い」って言ったら店員さんに甘いタレを持って来てくれるように言ってくれたんだけど、これがまずかった・・・(笑)辛いの苦手だけど、絶対辛いほうが美味しいです!
最後にデザートを食べたのですが、パフェの中にお餅やコーン、お豆何かが入っててちょっとビックリ。デザートも国によって違うんですね。(全てで471B。約1440円。タイにしては高いけど、お腹一杯食べたし、ビールも飲んだしね。)
食事中も色々話しました。4歳の子供がいてる事。旦那さんはすでに亡くなっている事。今は両親と4人で暮らしている事。お店に日本人が来る事があるのかどうかは分からないけど、日本人にマッサージをするのは始めてだったって事。などなど。
ウイさんが小さな携帯電話を持ってたんで、「私のは大きいよ」って見せたら、壁紙にしてる山元はとみちゃんの写真を見て「フェーン?(恋人?)」ってからかわれちゃいました。^^; 「違うよ、女優さんだよ。」って言いたかったけど、女優って言うタイ語が分かんない・・・(><)
始めはタイ語しか話せないからどうなる事やらって思ったけど、お互いに分かり合おうって言う気持ちがあれば何とか楽しく会話が出来る物ですね。ウイさんのおかげで嫌いになりかけてたタイの事が好きになりました。
英語だと「何て言うんだったっけ?」って考えちゃって会話が止まってしまうけど、タイ語だと考えても無駄だって分かるからどうにかして相手に伝えようと、本を見たり、身振り手振りで話したり、筆談したりするんですよね。今回の旅は凄く良い経験になりました。けどやっぱタイ語勉強せんと・・・
ホテルに帰り、就寝。